富士市の葬儀会社を利用し一般葬を行うときの、平均的な相場について紹介します。
まず一般葬の相場はおおよそ「100万円~200万円」となっています。
一般葬の場合、葬儀に参加する人数が多くなるため、どうしても大きな会場を用意する必要がありますし、関わるウスタッフの人数が増えます。さらに参列者の飲食代金、並びに返礼品代金が多くなってしまいます。
ただし参列者が多いということはその分、香典も集まるということです。香典に包む金額は故人や個人家族との関係性にもよりますが、富士市の場合は5000円前後が一般的です。
そう考えると、一般葬に必要となる金額が丸々必要となるわけではなく、葬儀費用の2割~3割程度はカバーできると考えてもよいでしょう。
一般的な相場は約191万円程度という調査結果
家族葬の平均費用は100万円~200万円と冒頭でお話ししましたが、2022年に行われた調査によると一般葬の相場は約109万円という結果が出ました。※インターネットによる調査から
参列数は100名以上が約3割
一般葬を行った場合の参列者数ですが、約5割は30名~80名規模、そして3割が100名以上となります。
とくに人数が決まっているわけではありませんが、もし30名以上の参列者が見込めるということであれば、家族葬よりも一般葬にした方がよいかもしれません。
香典返しは2分の1~3分の1
香典返しはの金額は、いただいた金額の2分の1~3分の1とされています。
理論上の話となりますが、一般葬の相場が191万円です。参列者が100名だった場合、1人当たりから5000円のお香典をいただくことを想定したとしましょう。すると合計で50万円となります。
すると191万円-50万円=141万円で100名規模の葬儀を行うということになります。
一般葬の費用に影響する3つのこと
お葬式の費用には、とくに以下の3つが影響してきます。
- どのような内容のお葬式を行うのか?
- 何人参加するのか?
- それぞれのオプションをどうするのか?
どのような葬儀でもいえることですが、上記の3つが金額に大きく影響してきます。葬儀の規模を大きくすればするほど、参列者の人数が増えれば増えるほど金額は大きくなりがちです。
必要な費用一覧
一般的に一般葬で必要となる葬儀費用の内訳は以下のようなものとなります。
- 搬送費
- ドライアイス
- 枕飾り
- 後飾り
- 御寝棺
- 納棺奉仕料
- 式場使用料
- 式場宿泊費
- 祭壇
- 遺影写真
- 受付用品
- 宗教備品
- 門表看板
- 案内看板
- 生花装飾
- 司会者の人件費
- 葬儀会社スタッフの人件費
- 霊柩車
- マイクロバス・ハイヤー
- 火葬料
- 収骨容器
- 参列者の飲食代や返礼品代
思い付くだけでもこれだけの項目があります。基本的には家族葬と内容は同じとなります。
規模が大きくなればその分費用も増える
一般葬は家族葬の規模を大きくしたものです。
参列者数が多くなるため会場は大きくなります。会場が大きくなるということは生花装飾の数も増えます。さらに関わるスタッフの数が多くなります。
また車で来る人が多くなる場合、交通誘導のスタッフが必要となります。
さらに参列者数が増えるため香典返しの数も多くなります。食事を提供する場合には食事代金も増えます。遠方から親族を多数呼ぶ場合には、交通費や宿泊費も必要となってくる場合もあります。
事前に相談しておいた方がよい
一般葬を行うまでには、金額も大きくなることからいろいろ決めなければならないことはあります。
そのため、ある程度の余裕をもって葬儀会社との話し合いをしておいた方がよいでしょう。
基本的にどの葬儀会社も大まかにプランを用意してくれています。そのプランに即しながら話し合いを持ち、決定していけばよいでしょう。
また故人が存命の段階でそれとなく話をしておくのもよいでしょう。家族だけの葬儀を望んでいるのか、それともなるべく多くの人を集めたいと考えているのか。
最終的に決定するのは喪主であったり施主、家族や親族となるとは思いますが、故人の想いを聞いておくというのも大事なことだと思います。
葬儀社によってサービス内容や対応が異なる
多くの葬儀社が正しいサービスを提供している一方、残念ながらそうではないケースも見受けられます。
単純な話、お金儲けに走っている葬儀会社もあるのです。
本来であればあまり必要とされないであろうオプションを勧めて来たりすることがあります。
葬儀社選びで失敗しない方法としては、長い歴史を持っている葬儀会社を選ぶことです。多くの人が利用している葬儀会社、そして地域に密着している葬儀会社は周りの目もあるため不正を行いづらいものです。。
複数社に話を聞く
時間的な余裕があるのなら、複数社に話を聞いてみるのもよいでしょう。
同じ「家族葬」という名前でも、葬儀社によって提供内容が異なることが多いです。
自分の思い描いているお葬式にするためには、葬儀会社とのある程度の話し合いはする必要があると思います。それが故人への想いへとつながるのではないでしょうか。
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