富士市の葬儀会社の疑問 葬儀会社の名前が媒体によって異なる

富士市の葬儀会社の疑問 葬儀会社の名前が媒体によって異なる

富士市の葬儀会社には、見る媒体(ホームページ)によって名称が異なることがあるということがわかりました。

「え?どういうこと?」

そう思う人も多いことでしょう。

たとえば富士市内に「みんなの葬儀会社」という名前の葬儀会社があったとしましょう。富士市の葬儀会社をインターネットで探すと、あるホームページでは「みんなの葬儀会社」の名前で紹介されています。しかしあるホームページでは「わたしの葬儀会社」という名前で紹介されているのです。

名前が違うのだから違う葬儀会社ではないのか?と思う人もいるかもしれません。しかし掲載されている写真を見るとどちらも同じ葬儀会社なのです。

これがなぜそのようなことをしているのかはわかりません。ただいえることは、葬儀会社を探している人を混乱させてしまう行為ではないかと思うのです。

今回はインターネット関連の会社である「株式会社デキタ」を経営しているものとして、そして富士市の葬儀関係の情報を発信している当サイトの運営会社として、なぜこのようなことが起こっているのかを考察してみたいと思います。

あくまでも個人的な見解であり、推測も入っていますし解釈が誤っている可能性もあるという前提でお話しします。

目次

実際の葬儀会場と掲載されている葬儀会場の名前が異なる

「富士市 お葬式」と調べると、検索結果の中に「よりそうお葬式」というホームページが表示されます。

見た感じよくあるポータルサイト、つまりおまとめサイトというものだと思われます。

そこをクリックすると、富士市の葬儀会社がランキング形式として一覧で表示されます。

この段階で疑問点が2つ浮かびました。

1つは検索結果が5件であること。富士市にはもっと多くの葬儀会社があります。それなのに5件しか表示していません。

そしてもう1つは、1位の「洋風ホール 吉原」と3位の「洋風ホール 富士中央」です。このような葬儀会社や葬儀会場の名前を聞いたことはありません。

なぜ検索結果が5件?富士市にはもっと多くの葬儀会場がある

このホームページを見ると検索結果は5件です。富士市の葬儀会社が5件しかないように思う人もいるかもしれません。

もちろんもっとあります。

そして1位~3位は富士市の住所ですが、4位と5位になると住所は沼津と駿東郡となります。実質的に富士市の葬儀場は3つしか掲載されていません。

これだけをユーザーが見ると、1位~3位の中から葬儀場を選ぶことになっています。

「洋風ホール 吉原」や「洋風ホール 富士中央」って何?

当サイトを作成するためにいろいろ調べましたが、富士市内で「洋風ホール 吉原」「洋風ホール 富士中央」という葬儀会場は聞いたことがありません。

しかし外観は見たことがあります。そして住所が「かぐやの里」と同じです。知っている人からすればすぐわかることなのに、なぜわざわざ違った名前で掲載されているのかを疑問に感じました。

集客方法の1つ よりそうお葬式は中間媒体

結論からすると「よりそうお葬式」は中間媒体だと思います。

つまり葬儀会社というわけではないし、葬儀会場を運営しているということでもありません。

「お葬式をしたいと思っているユーザーと葬儀会社をつなぐための中間媒体」の役割を果たしていると思います。これはインターネット上にはさまざまな分野で数多くあります。

近いものとしては「Amazon」「楽天」「価格ドットコム」などかもしれません。これらの媒体は、基本的には商品を開発していませんし製造もしていません。ただ数多くの商品を紹介している媒体です。

原理としては似たようなものです。

中間媒体の役目

中間媒体はどの業界にもあります。

役目としては先ほど話したように「お客とサービスを結びつける役割」を果たしています。先ほどお話しした「Amazon」「楽天」のようなものです。

今回のサイトが葬儀会社とどのような契約を結んでいるのかはわかりませんが、大抵の場合、以下のスタイルで中間媒体は利益を得ています。

  • お客から中間媒体サイトを通じ、葬儀会社に問い合わせがあったとき(成果報酬)
  • 中間媒体サイトを通じ、葬儀会社に問い合わせのあったお客の葬儀が決まったとき(成果報酬)
  • ホームページに葬儀会場を掲載したとき(純広告)

大抵の場合ですが、この3つ、もしくは複合で利益を得ています。

葬儀会社のメリット 集客経路が増える

葬儀会社として中間媒体を利用するメリットは、集客経路が増えるといった点でしょう。

葬儀会社からすると、インターネットからの集客経路が自社のホームページ以外でも増えるため、ある程度お金を支払ったとしてもメリットがあるのです。

すでにお葬式に興味のあるユーザーの集まるホームページに広告を掲載することは、ある意味効率的なことなのです。

契約をしていないケースも

可能性としてですが、「よりそうお葬式」はホームページの情報を充実させるための一環として、とりあえず富士市のページに富士市にある葬儀場の情報を掲載した可能性もあります。

ホームページは内容を充実させないと検索エンジンに評価されません。検索エンジンに評価されなければ誰にも見てもらえません。

このホームページを見たところ、全国の各都道府県、各市町村の葬儀会社の紹介ページがあるようでした。

つまりページを作るために、とりあえずどこかの葬儀会社を掲載しているという可能性もあります。

ユーザーが混乱してしまう可能性も

今回の場合は、ユーザーが混乱してしまう可能性があると思いました。

というのも、今回「洋風ホール 富士中央」「洋風ホール 吉原」とありますが、これらは住所や外観からすると「かぐやの里 メモリーホール富士」と「かぐやの里 メモリーホール吉原」だと思います。

つまりたとえばユーザーが「洋風ホール 富士中央」と思って問い合わせをしたとしましょう。しかしどこかの段階で「自分の問い合わせたところは「洋風ホール 富士中央」ではなく、「かぐやの里 メモリーホール富士」なんだ。」と判明するわけです。

少なくても施設に行けばわかることです。そのときにユーザーはどのように思うのでしょうか?

ユーザーが周りから聞いたときにどう思うのか?

可能性としては低いのですが、葬儀後も本当の葬儀会社の名前がわからなかったとしましょう。

たとえば知人に「どこでお葬式をあげたの?」と聞かれたとき、「洋風ホール富士中央」といっても、富士市の人間でもわからないと思います。「かぐやの里」といわれたらわかる人もいることでしょう。

そのときにユーザーはどのように思うのでしょうか?

このような観点からすると、個人的な意見としては正式名称で掲載したほうがよいのでは?と思うのです。

同じような順位付けをしている他の媒体

今回の件で他にはどのようなランキング付けをしているのかが気になり、少し調べてみました。

すると「やさしいお葬式」というサイトでは不思議な表示をしていることがわかりました。

  • かぐやの里 メモリーホール吉原
  • 家族葬専用式場比奈会館
  • 富士市斎場
  • 南浅田公民館
  • 家族葬専門ホール 天華会館
  • YSプランニング
  • 駿河平公民館
  • かぐやの里 メモリーホール富士
  • かぐやの里 メモリーホール吉原
  • 家族葬専用式場比奈会館
  • 富士市斎場
  • 南浅田公民館
  • 家族葬専門ホール 天華会館
  • YSプランニング
  • 駿河平公民館

上4つは確かに富士市にあります。しかしそこから下は住所自体が富士市ではありません。

富士市内にはたくさんの葬儀会会場があるのにも関わらず、特定の葬儀会場しか掲載されていません。

つまりお葬式に興味のあるユーザーがこのページに訪れると、上位4つの中から自動的に選択する仕組みとなっているわけです。

中間媒体と思われるホームページ

富士市内の葬儀会社や葬儀会場をインターネットで調べるときに、さまざまなホームページが表示されます。

その中には、今回お話ししたような「ユーザーと葬儀会場を結ぶためのサイト」である、いわゆる「中間媒体」がいくつかあります。

  • 安心葬儀
  • いい葬儀
  • 小さなお葬式
  • 葬儀の口コミ
  • 全国儀式サービス
  • よりそうお葬式
  • 静岡県斎場.com(いい葬儀)
  • 優良葬儀社ランキング
  • やさしいお葬式

これらの媒体は先ほどお話ししたように、「インターネット内のユーザーを特定の葬儀社、もしくは葬儀会社に送客するための媒体」であると考えられます。

そしてそれぞれの媒体にはランキングが掲載されていることがあり、そのランキングの基準はそれぞれの媒体によって異なります。

  • 広告費をもらっているから上位に掲載
  • 何となく順位付け

大抵このどちらかではないでしょうか。

中間媒体が悪いというわけではない

一応お伝えしておきますと、中間媒体自体が悪いということではありません。

需要に対して共有しているためです。

「富士市内で葬儀会社や葬儀会場を探したい、そしていろいろな情報を得たい。」と考えているユーザーに対して情報を提供しているためです。それでいうと当サイトも同じような立ち位置となります。

ただしユーザーを惑わしてしまうような情報掲載は避けたほうがよいと考えています。

これは当サイトにおいてもいえることです。当サイトの場合、当サイトの判断基準でサイトを作成しています。もしかしたら誤った情報を掲載してしまっている可能性もあります。

そのような場合には、速やかに修正をする体制を整えています。

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