家族葬はお通夜と告別式がある昔からよくあるお葬式です。さまざまな葬儀のタイプがありますが、約半数が選ぶのが家族葬となっています。
家族葬の流れ
家族葬の流れは以下となります。
故人をお迎えにあがります。
葬儀の日程まで故人を安置します。
告別式の前夜に行われ、夜通し明かりを灯し故人を見守る儀式です。
故人に別れを告げる儀式です。
斎場で最後に故人とのお別れをします。
家族葬の内容
葬儀会社を通じて家族葬を行う際には、以下のようなものが用意されます。
- 祭壇
- 棺桶
- 骨壺
- 寝台車
- 搬送備品
- 位牌
- 受付セット
- 看板セット
- 遺影写真
- ローソク・線香
- 司会者
- 式典スタッフ
- 斎場スタッフ
- 誘導員
- 保冷剤
- 宿泊者朝食・宿泊セット
葬儀社によってはアフターフォローが付いたり、記念品を作成してくれたりすることもあります。
家族葬の金額
家族葬の金額は50万円~150万円とされています。
選ぶ葬儀会社や選ぶオプションによってかなり金額が上下します。
2024年に行われたインターネット調査では、家族葬の総額は105.7万円とのことでした。
一般葬との違い
葬儀会社によっても異なるのですが、家族葬と一般葬は参列する人数によって異なるとされます。
20人ほどの家族、身内、親しい人だけで行われるのが「家族葬」。それ以上の参列者が集まる場合には「一般葬」となります。
ただし葬儀会社によって家族葬と一般葬の定義が異なることがあります。また家族葬と一般葬をひとまとめに「家族葬」、「一般葬」と呼んでいるケースもあります。
葬儀会社によって異なる
ここでは一般的な家族葬を紹介していますが、この呼び名は葬儀会社によって異なることがあります。
お葬式というのは選ぶプランによって大きく金額が異なることがあります。そのためまず執り行いたいお葬式のイメージを葬儀会社のスタッフに伝え、それがどのプランでどういった内容か、どのくらいの金額必要となるのかを最低限質問したほうがよいでしょう。
準備物が異なることがある
葬儀会社を通して家族葬を行うとき、お通夜や告別式で必要なものを揃えてくれますが、これは葬儀会社によって異なります。
そのため葬儀会社によっては必要最低限の用意しかしてくれないケースもあります。
オプション次第で価格が高騰
お葬式というものは選ぶオプション1つで、いくらでも価格が上昇してしまいます。
安いと10万円ほどからとなっていますが、装飾次第では50万円、100万円とかなり金額が変わってくるものです。
同じように棺桶も選ぶ種類や装飾の有無などによって、金額はかなり変わってきます。安ければ数万円程度ですが、高くなると100万円を超えるものもあります。
事前の打ち合わせが大事
お葬式を執り行うときにいは、故人が亡くなられて大変なときではあるとは思うのですが、事前の打ち合わせはしっかりと行った方がよいと思います。
もしこれまでに喪主の経験がない場合には、喪主を経験したことのある人と一緒に葬儀会社のスタッフと話をするとよいでしょう。
互助会の利用
多くの葬儀会社では互助会、もしくは似たシステムを採用しているケースが多いです。
簡単にいうと「お葬式の費用の積み立て」です。
金額としては毎月1000円~5000円程度が一般的です。さらに互助会に入っていると、互助会会員費用でお葬式を上げることができるケースもあります。
事前相談もすることができるため、早めにお葬式のことに関していろいろ相談しておくのもよいかもしれません。
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