富士市で納骨堂を検討中の方に向けて、主要な納骨堂を調べてみました。
お葬式後に故人は納骨されることになります。そのためお葬式を行う前に納骨する場所を決定するという人は多いです。
納骨をする場所はいろいろで、既存のお墓、新しく建てたお墓、霊園、納骨堂など、さまざまな場所に納骨されることになります。
今回はその中でも「納骨堂」に焦点を当てて紹介したいと思います。
所在地や費用、特徴から宗教・宗派対応、永代供養の有無や施設の設備などもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
富士市内の主要な納骨堂の紹介
富士市で納骨堂を選ぶ際には、現代的な納骨堂から歴史を感じる伝統的なものまで、いくつかの選択肢があります。
そもそもですが、納骨する場所は多岐にわたります。墓地であったり霊園であったり納骨堂であったりです。そしてそれぞれにメリットデメリットがあります。
今回はとくに「費用が安く管理の手間のかからない納骨堂」についてお話をします。
富士市内に納骨堂は多くない印象
富士市内で納骨堂を探してみると、あまり情報を得られませんでした。というのもホームページを持っているお寺はあまり多くないため、納骨に関する情報を見つけにくいということなのです。
その中でも2つの納骨堂をよく目にすることができました。それが「納骨堂てらす飛鳥寺」と「立光寺 樹木葬」です。
同じ納骨方式なのかと思ったのですが、この2つには納骨方法に違いがあることがわかりました。
納骨堂てらす 飛鳥寺

「納骨堂てらす 飛鳥寺」は、現代的で洗練されたデザインが特徴です。富士市では珍しい屋内型の納骨堂で専用カードをかざすことで故人の遺影が現れるシステムになっています。
天候に左右されず、さらにはお墓掃除をする必要もない、新しい形の納骨堂です。清潔な環境が魅力で、多くの利用者から好評を得ています。
- 所在地: 富士市大渕
- アクセス: 冨士インターチェンジより車で15分、駐車場完備
- 費用: 合葬納骨プラン:195000円 個別納骨プラン:265000円
- 宗派対応: 宗派不問で利用可能
- 管理費:不要
- 特徴: 最新設備を備えたモダンな雰囲気の納骨堂。永代供養の選択肢もあり、家族の負担を軽減できます。
33年後には飛鳥寺境内の合葬墓に移動され永代供養となり、お墓の管理をお寺が行ってくれます。お墓の継承をする必要がないため負担が少ないです。
立光寺 樹木葬

立光寺は樹木葬墓地です。指定期間個別に埋葬され、その後は合祀墓(ごうしぼ)に移し永代供養となります。管理費不要で宗派も問いません。
- 所在地: 富士市前田
- アクセス: 新富士駅から車で9分、駐車場あり
- 費用: 樹木葬13年:200000円~ 樹木葬50年間:300000円~
- 宗派対応: –
- 特徴: 管理費不要。海に近く海を眺められる公園がすぐそば。
比較的金額が安めな納骨堂
2つの納骨堂を紹介しましたが、1つ言えることは納骨堂を利用する際には、比較的金額が抑えられるという点です。
お葬式後に必要となるお金
調べてみると、お葬式後どこに納骨するのかにより必要となる金額はかなり変わってきます。
たとえば新しく墓石を購入し納骨する際には約130万円前後は必要となってきます。もし戒名をもらう場合には戒名代金が30万円~100万円前後。その戒名を墓石に彫る代金が5万円前後。
納骨作業代金として2万円前後。さらにはお寺へのお布施代金(お寺によってかなり違う)などが必要となってきます。
そして年間の管理費や墓地等の使用料など、お寺によって、そして何をするのかによっても異なってきますが、実はいろいろな面で出費がかさんでしまうのです。
納骨堂はすべて入っている
しかしたとえば今回調べた「納骨堂てらす」の場合、はじめに納骨する際に必要となる金額以外には、お金がかからないのです。
合葬納骨プランなら19.5万円、個別納骨プランなら26.5万円です。
この金額でお寺がしっかり供養をしてくれますし、管理費もかかりません。屋内タイプであるため天候に左右されずお参りすることができます。
合葬墓と合祀墓の違い
納骨堂では一般的に「合葬墓」と「合祀墓」と大きく分けて2つのタイプで埋葬されます。
一般的なお墓の場合、そのお墓に入っているのは基本的には親族のみです。しかし合葬墓や合祀墓の場合、親族以外の人たちと一緒に納骨されることになります。
そして合葬墓と合祀墓ですが、ここにも違いがあります。
合葬墓 | 合祀墓 |
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大きな違いとしては「他の遺骨と混ざるか混ざらないか」という点です。
このあたりは人によって意見が分かれるところとなるでしょう。そのため納骨する際にはどちらのタイプがよいのか、そして目的の納骨堂がそれに対応しているのかを聞いた方がよいでしょう。
納骨堂の費用やプランの詳細
納骨堂の費用は施設やプラン内容によって異なります。1つ言えることは新規でお墓を購入し納骨するよりも断然安く済む点です。
基本費用の内訳
納骨を行う際に必要となる費用としては以下のような項目が挙げられます。
- 永代使用料: 20万円~50万円程度
- 年間管理費: 5,000円~1万円程度
- オプション費用: 何かしらの追加サービスの料金
いくら納骨堂が安いといっても、どうしても約20万円ほどは必要となってきます。
プランごとの特徴
たとえばある納骨堂にはプランがあります。たとえば個人用や家族用といった具合です。
- 個人プラン:一人用のスペースが確保され、費用が比較的安価。
- 家族プラン:複数人で利用可能なスペースを提供。将来的な費用負担も軽減できます。
また、供養方法や供養期間もプランによって異なることもあります。
宗教・宗派対応状況と供養の方法
宗教や宗派により納骨堂の利用条件が異なることがあります。
宗派に制限のない施設
富士市内の納骨堂を調べた結果、「納骨堂てらす 飛鳥寺」に関していうと、宗派を問わず利用できます。そのため宗教行事の縛りが少なく、自由度が高いのが特徴です。
見学・申し込み方法と注意点
納骨堂を選ぶ際には、実際に見学して施設の雰囲気や対応を確認することも選ぶ要素の1つとなるでしょう。
見学の流れ
施設によってですが、事前予約をして見学することが可能です。
たとえば「納骨堂てらす 飛鳥寺」の場合、公式サイトから申し込みを行うことができます。事前予約をすることで施設の担当者が案内してくれることになります。
申し込み時の注意点
申し込みの際には、以下の点に注意してください。
- 必要な書類を確認し、事前に用意する。
- 契約内容を十分に確認し、費用や条件に納得する。
- 維持費や追加費用の有無を事前に確認する。
富士市内で納骨堂を探している方にとって、これらの情報が選択の助けとなることを願っています。見学を通じて、自分や家族に合った施設を見つけてください。
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