富士市の葬儀会社で家族葬を執り行うときの、大まかな費用について紹介します。
結論から言うと富士市で家族葬を行う場合の平均費用は「50万円~150万円」が一般的といえます。
金額の差がある理由は、家族葬の規模や参列する人数の多さ、さらにはどのようなグレードにするのかにもよります。そのため一言で「家族葬」といっても、金額に開きが出てしまうのが現状です。
さらにそれはどの葬儀社を選んでもいえることなのです。
一般的な相場は約105万円程度という調査結果
富士市で行われる家族葬の平均費用は50万円~150万円と冒頭でお話ししましたが、2024年に全国を対象として行われた調査によると家族葬の相場は約105万円という結果が出ました。※インターネットによる2000件の回答から
その際の参列者人数は約22人ということです。
そう考えると、全国的に見ても富士市での家族葬の金額は平均的といえます。
家族葬の費用に影響する3つのこと
お葬式の費用には、とくに以下の3つが影響してきます。
- どのような内容のお葬式を行うのか?
- 何人参加するのか?
- それぞれのオプションをどうするのか?
お葬式というものは金額を抑えようと思えば10万円前後にまで抑えることもできます。またお金をかけようと思えばいくらでも高くすることもできます。
ただしかける金額によって規模は変わってくるのは事実です。そしてそれは参列者にもわかってしまいます。そして「あの人のお葬式はどうだった、こうだった」というものも残ります。
そう考えると、平均的な費用をかけて葬儀をするのが無難なのかもしれません。ただし故人や家族の希望や想いを最優先することは一番重要であると思います。
必要な費用一覧
一般的に家族葬で必要となる葬儀費用の内訳は以下のようなものとなります。
- 搬送費
- ドライアイス
- 枕飾り
- 後飾り
- 御寝棺
- 納棺奉仕料
- 式場使用料
- 式場宿泊費
- 祭壇
- 遺影写真
- 受付用品
- 宗教備品
- 門表看板
- 案内看板
- 生花装飾
- 司会者の人件費
- 葬儀会社スタッフの人件費
- 霊柩車
- マイクロバス・ハイヤー
- 火葬料
- 収骨容器
- 参列者の飲食代や返礼品代
思い付くだけでもこれだけの項目があります。
それぞれにグレードがある
上記した項目にはそれぞれグレードというものがあります。
たとえば「棺桶」を例にしてみます。
安ければ数万円程度なのですが、使用している素材を変更したり、装飾を施したり、きめ細やかな彫刻を入れたりとすることで金額は高くなっていきます。高くなると100万円以上するものもあります。
そのほか、祭壇の飾りをどの程度にするのか、会場の広さをどのくらいにするのか、告別式や通夜はどうするのか、参列者に対して飲食や返礼品はどうするのか、そして何人分にするのかなど、やり方次第で金額は大きく変わってくるのが家族葬です。
事前に相談しておいた方がよい
家族葬を行うまでに色々決めなければならないことはあります。
そのため、ある程度の余裕をもって葬儀会社と検討したほうが余裕を持って行動することができることでしょう。
また葬儀会社も基本的な大まかなプランを用意してくれているケースがほとんどです。そのため「どのプランにしたら良いかわからない」「どのグレードにしたら良いかわからない」と心配することもないでしょう。
気を付けるべき葬儀社もある
多くの葬儀社が正しいサービスを提供している一方、残念ながらそうではないケースも見受けられます。
葬儀社選びで失敗しない方法としては、長い歴史を持っている葬儀会社を選ぶことです。大きくハズレることは一般的にはありません。長い歴史を持っているということはそれだけ多くの利用者がいたということです。
多くの利用者がいたということはしっかりとしたサービスを提供しているということになります。葬儀会社は基本的に地域密着型であり信用商売となるため、信頼を失うような行為をしてしまうと商売が続かないためです。
複数社に話を聞く
時間的な余裕があるのなら、複数社に話を聞いてみるのもよいでしょう。
同じ「家族葬」という名前でも、葬儀社によって提供内容が異なることが多いです。
自分の思い描いているお葬式にするためには、葬儀会社とのある程度の話し合いはする必要があると思います。それが故人への想いへとつながるのではないでしょうか。
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